大田地区会
石見支部設立総会

地域づくりと人材育成

～地域で若者を育て地域に若者を残す～

開催日程：2018年9月8日

報告者：佐藤　全氏

報告者:佐藤　全氏     株式会社　ヴィ･クルー 代表取締役

このたび、島根県中小企業家同友会では、
大田支部準備会を昇格させ石見支部を設立します。

これを記念いたしまして、
宮城県中小企業家同友会副代表理事佐藤全氏をお迎えし、
石見支部設立総会・記念講演・祝賀会を開催いたします。
是非、皆様のご参加をお待ち致しております。

◎支部設立総会　16:00〜16:45

◎記念講演　17:00〜18:15【一般参加歓迎】無料

講師：
株式会社　ヴィ･クルー　代表取締役　佐藤　全氏
（宮城県中小企業家同友会副代表理事）

1972年（昭和47年）宮城県白石市生れ　現在45歳
佐藤氏は大学卒業後、当時経営危機にあった父が経営する㈱オ－トパルに入社。お荷物部署であったバスセンタ－の改革に取り組み再建を果たす。しかし、①会社の3年後が見えない、②メ－カ－の下請け体質に対する将来への不安から同友会に入会。その後、社員と共に経営指針を成文化し、【バスの鈑金・塗装業】から【地球環境、循環型社会の一端を担う『人と車と地球に元気を与えるメ－カ－』】への方向性を見出す。その後、2年間の試行錯誤を経てバスの路肩灯(車両側部照明装置)『SHINEMARKER(シャインマ－カ－)』を完成。現在では車体メ－カ－の標準装備となり名実共に部品メ－カ－となる。2006年にはバスのメンテナンス事業を社員26名を引き連れ㈱ヴィ･クル－に分社化。当時、経営危機の状況下でも新卒採用を継続してきた社員が現在の社員の大半となっている。震災後は念願であった車体製造の分野に大きくシフトし、製造を設計企画段階から行うなど提案型の車両製造を行い、「バスを修理する会社からバスをつくる会社」へと転換。現在では、バスの川下から川上までをト－タルサポ－トする体制を構築し、「挑戦こそヴィ・クル－のDNA」とし、常に新たな価値づくりに挑戦している。

宮城県白石市の人口数や市場は、私達大田市ととても似通っています。佐藤氏の想いや行動力から多くの事に気づき、『共創のまち おおだ』の今後の活性に役立てて頂けることを願います。