出雲支部
2017年度総会
説明しよう。なぜ「人を生かす経営」は儲かるのか。
~同友会の学びを科学する~
開催日程:2017年6月22日
報告者 森山氏
報告者:森山 昌幸氏 株式会社バイタルリード 代表取締役
<報告>
例年は県外から報告者を招いて開催して来た支部総会だが、今年度は新支部長である森山氏が自社経営と同友会活動の関連性を不離一体シートを基に報告し、それを踏まえて本年度の出雲支部方針を説明する形式で行った。支部活動として、これまでは主に経営指針の成文化と実践を活動の中心に例会を行って来たが、今年12月に開催する「共同求人・社員共育全国交流会」を見据え、いわゆる経営指針・社員教育・共同求人が三位一体となる島根同友会および出雲支部の未来像に対して、参加者の理解と共感を得る機会になったように思う。
森山氏は同友会での学びを愚直なまでに実践し、三位一体の活動と経営を両面で語れる支部内でも稀有な存在である。実体験を織り交ぜながら語られる「人を生かす経営」には強い説得力があり、また特に女性活躍企業として外部からの評価を得ていることからも、目指すべき「身近な」経営者像として多くの参加者にとって深い学びになったことと思う。
<討論>
今回のグループ討論は一定の結論を導き出していくテーマ設定をせず「人を生かす経営は儲かると思いますか?」という、異論も含めてさまざまな意見が出やすいようなテーマによりディスカッションした。経営指針・社員教育・共同求人それぞれに対してグループ毎に内容が別れたが、島根同友会の活動に広がりが出てきていることを理解し、増えていくメニューの中から自社に何をどう生かすかといった視点で議論されたことが伺えた。