出雲支部
12月例会
新会社 株式会社オフィスヴァルト
~過去の自分が整理されて、全部つながった~
開催日程:2014年12月17日
報告者:松本 尚子 氏 株式会社オフィスヴァルト 取締役
<報告>
株式会社ワイエムの後継者として仕事に従事するもいつも自分の中に言葉にできないモヤモヤ感を感じながら過ごしていた。会社がある商店街の街興し活動や、女性部会で報告することで、自分の思いを大切に育てることが自分を取り戻すことだと気づく。
<内容>
"株式会社ワイエムの後継者という意識を持ちながら仕事に従事し売り上げが少しでも上がるように努めてきた。いろいろな商品の販売に着手するもなかなかうまくいかず売り上げも思うように伸びなかったが土舗装との出会いで可能性が見えてきた。3年ほどの時間を経て土舗装のノウハウや任せる従業員選びもできるようになり売り上げも伸びてきたが、いつも自分の中に言葉にできないモヤモヤ感を感じながら過ごしていた。そんな時パラオの倒産により婦人服の店を1店舗閉鎖し、会社がある商店街の街おこし活動に参加することになる。試行錯誤する中で地域の人間関係がつながらないままいくつかのイベントを開催するも街おこしの決め手にはならず、商工会議所の働きかけを得て商店街に「オープンスペースichi」を開設する。その「ichi」を見たとき空間の心地よさを感じ、自分の中に何か湧き上がる気持ちを感じていた。中小企業家同友会では女性部会での報告をまとめる中、幼い頃から自分を抑え込み、素直な思いを口にすることを抑えてきたことで自分を見失い生きる意味や仕事への想いが感じられなかったことに気付く。同時期に設立し,自身で命名した株式会社オフィス ヴァルト(森)は土舗装の大型公共工事を受注するための会社ではあったが、そこで自分の想いを事業として展開できる可能性を感じ、経営指針セミナーで学びながら想いをまとめ、生き生きと会社経営に取り組んでいる。"
<感想>
"討論では、「何の為に仕事をしていますか?」というテーマで討論した。
仕事をしていると、どうしても忘れがちになってしまっているがとても重要なキーワードだということで各グループで様々な意見が飛び交い、まず必ず出てくる意見が「生きていく為」「お金を稼ぐため」などであった。しかし、今回の松本尚子氏の報告を聴き、当たり前に出てくる意見ではない他のもっと仕事をしていく上で大切な「何の為に」を討論することができた。"