松江支部
松江支部9月例会
「自社は何屋か?何を売っているのか?」
〜企業ブランド向上のヒントを教えます!〜
開催日程:2015年9月17日
報告者
報告者:赤木 勝正 株式会社エーコード 代表取締役
<報告>
前会社が突然の解散をし路頭に迷う中で、仲間・クライアントの協力と理解を得て現会社を設立した経緯と、社名への思いや起業から5年が経ち自社は何屋なのか?何が商品か?について、広告・宣伝とPRとの違い、PRとは何なのか、パブリシティのポイントは、またこれから何に向かっていくかについての報告であった。
<討論>
討論では、「自社は何を売っていますか?」のテーマで話し合いを始めた。まず自社の特徴や強みを出していき、それが何を表しているか、顧客に対してどのような影響力を与えているか、そして結論はという流れでテーマを話し合いました。形あるものを売る業種でも顧客は商品そのものよりもその先にある満足や安心を、サービス業では「おもてなし」を受けることによる楽しい時間・空間という非日常を享受しうること等ヒーリングに繋がることが重要という意見が出ました。
<感想>
報告の最後に「ドリルを買いに来た人が欲しいのは、ドリルそのものでなく穴である」という良い格言があり、多くの方がうんうんと頷いておらえるのが印象的でした。つい目先のことに捉われ商品そのモノを売ることに腐心するのではなく、その先にあるものが見えて初めて商売になるという当たり前のことが大切であると再認識させられた。
作れば売れる良き時代から作っても一律のPR(チラシ等)では売れない時代になり、他社ではなく自社が選ばれる理由を考えること、必要とされるにはどうすべきか、自分(自社)がブランドになるには等、考えさせられることが多い報告であった。
記録:加藤満英