松江支部
松江支部9月例会
「母となれ」「娘となれ」「友となれ」
共働から協働へ、自分の役割を見つけ突き進む。さあ立ち上がれ!
開催日程:2014年9月9日
報告者 岩本氏
報告者:岩本 恵子 氏 from mama(フロムママ) 代表
<報告>
化粧品販売、ダンプの運転手、専業主婦といった経歴ののちに、「フロムママ」を自宅にて起業した岩本恵子さんの報告を頂戴した。
<内容>
若くして自らの想いで化粧品販売組織を立ち上げ所長となった岩本さん。しかし軌道に乗らずあえなく解散、 そして挫折。途方にくれながら、大きな負債を抱えひとりダンプに乗る。そこで見たものは、男社会の中にでも、私にしか 出来ないことが有ると気付いた。その後は、どんな状況に置かれても、その役割を見つけ出し、必要な存在になって行く。
再婚、育児を経験し、普通の主婦の視点から、子供たちへ出来ること、その想いがフロムママのこだわりに繋がっていった。
ぶれることなく、子供たちの笑顔をつくっていきたい、という思いは、おじいちゃん、おばあちゃんにも広げたいという思いへとつながっている。
島根中小企業家同友会では、経営学を学んでいるわけではない。経営者ひとりの人間としてどうなのかが問われている。
自分を磨き続けていかないといけないと強く思っている。
<感想>
ダンプの会社にいたときは、周りが男ばかりの中で自分にできることを模索したり、子育て中には、一生懸命、倹約の方法を考えたりと、今いる環境の中で、なにをするといちばんよいかということを、しっかり考えている方だと思いました。
フロムママを起業したのちに、お客さんに支持をいただいているのも、日々なにがお客さんに求められているのか、お客さんが喜ぶことは何なのか、ということをしっかり考えておられるからではないかと思いました。
その一方で、岩本さんは、想いだけでは事業は進められない、社員はいるけど自営だったのではないか、と気づきます。
今は、社員を含めて、フロムママがよりよい企業になるよう、周囲により目配りができるようになっていることが伝わりました。
この日は、とても多くの参加者がありましたが、女性の割合が7割以上だったでしょうか。多くの女性が、岩本さんの生き様、考え方を知りたいということで、集まられたのだと思います。