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女性部会
第6回総会

働き方改革は新しい経営戦略!

〜業務の見える化・働き方の見直し・女性活躍で利益が上がる会社になる〜

開催日程:2018年6月5日


報告者:糸原 るい氏(社会保険労務士)
福井 正樹氏(NPO法人ファザーリング・ジャパン中国 顧問)      

島根県中小企業家同友会 第6回女性部会総会
 平成30年6月5日(火)

参加者89名(内、社員34名)
第6回の女性部会総会を盛大に終えることができました。ありがとうございました。

今年度の活動方針「女性の視点を活かした働きやすく、働きがいのある会社」になるために、1年間一緒に勉強していきます。

1)2022年施行予定「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律案要綱」の説明
▶▶ 社会保険労務士 糸原るい 氏
2)「働き方改革は新しい経営戦略」・・・イクボスは会社を救う
▶▶ NPO法人ファザーリングジャパン中国 顧問 福井 正樹氏
3)一般事業主行動計画についての説明と女性活躍応援企業への登録について
▶▶ 社会保険労務士 糸原るい 氏
4)グループ討論
テーマ「働き方改革を学びどんな改革をしたいと思いましたか?
または何ができると思いましたか?」


福井氏自身、子育てや介護をしながら仕事をしてきた経験から、
自分がバリバリ働くのではなく、部下をいかに育てるかが、会社のトップや管理職の
重要な仕事であり、「イクボス」を育てることの必要性をお話されました。

●「イクボス」の定義
 部下のWLB(ワークライフバランス)をを実現できる上司や経営者
●「イクボス」の考え方
 仕事の成果を上げながら、部下が働くモチベーションを下げないようなマネジメントができる上司・経営者になろう

「イクボス」を育てることが、現在の経営課題 ①人材不足 ②人材育成 ③就労継続
 を解決する近道である。

まずは部下としっかりとコミュニケーションをとる時間をきちんとつくる。
 それにより仕事の情報共有が進み、タスク管理、残業ゼロ、スキルアップ促進につなげ、経営課題を解決していく。

「人を大切にする」
同友会が目指す会社の在り方に向けて、「イクボス」の育成はとても有効な方法であると感じました。

2022年の法律改正も働き方の見直しの機会ととらえ、「イクボス」推進、「一般事業主行動計画作成」推進により、よい会社づくりを進めていきます。

今回、働き方の改革は経営者だけで取り組むものではなく、社員さんと共に行うことが望ましいとし呼びかけをしたところ、各社より多くの社員さんに参加していただくことになりました。
自社で実践してもらうために、グループ討論により得た知識をさらに深めてもらい、「やりますけんカード」に具体的な行動を書き出し宣言してもらいました。
8月例会では、グループワークにより具体的な実践へとつなげていく予定です。


松本尚子