出雲支部
2月例会
社員の幸せが会社を発展させる!!!
~「制度」と「風土」で経営理念を実践する~
開催日程:2015年2月20日
報告者:樋口 友夫 氏 株式会社天彦産業 代表取締役社長
<報告>
明治8年創業の(株)天彦産業の5代目社長を引き継いだ樋口社長は、社員第一主義を掲げた経営に舵取りを行った。
経営者は社員第一、従業員は顧客第一として、従業員がやりがいと生きがいを持って働ける会社としての経営を行っている。また、女性に働きやすい会社として、「ダイバーシティ経営企業100選」に選ばれ、安部総理が視察にいくほどの企業として成長させた。さらに、業績としても成長させている。
樋口社長の経営では、会社には制度ありきではなく「風土」づくりが重要であることを強調されている。風土づくりに向けた様々な取り組みが紹介され、会員企業の経営に大きなヒントをいただける報告であった。
<感想>
討論では、「あなたの会社は、社員が幸せに働ける「制度」と「風土」がありますか?」というテーマで討論した。
G長には、事前にプレ討論をfacebookのメッセージ上で行っていたため、各グループでは深い討論ができたものと思われる。
天彦産業は、法政大学坂本教授の著書に掲載されるなど、人を生かす優良企業である。中小企業家同友会では、「いい会社をつくる」を目的の一つとして掲げているが、いい会社をつくるためには、多くのいい会社を知る必要がある。
今回の例会では、目指すべき会社の姿の一つを知ることができたと考えている。また、会社の風土(企業文化)づくりの重要性の気付きが得られ、今後の会社経営のヒントを持ち帰ることができた。