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雲南地区会
2月例会

元税務署長が語る

絶対に聞けない○○な話し

開催日程:2017年2月28日


神門 氏

報告者:神門 三千夫 氏     神門三千夫税理士事務所 

<報告>
 今回の雲南支部準備会2月例会は、神門三千夫税理士事務所の神門 三千夫氏に「元税務署長が語る 絶対に聞けない○〇な話」というテーマでお話しいただいた。
<内容>
 神門三千夫氏は、昨年、出雲市で事務所を開業したばかりの税理士。ただ、その経歴は、岩国、米子、雲南大東の税務署長を歴任された異色の経歴の持ち主である。
 そのような経験から見た伸びる企業とは、「挨拶ができる」「トイレが綺麗」「3Sができている」。つまり、当たり前のことが当たり前にチキンとできている企業である。
 また、相続については、第一次相続と第二次相続があるが、特に第二次相続の場合「争族」となることも多い。
 そのキッカケは奥さん同士であることも少なくない。日頃から被相続人の介護などで世話をしていることなどを金額に換算されないことで生じる不満が争いになってしまう。つまり、親族同士でのコミュニケーション、お互いの思いやりがとても大事である。
 さらに、税務調査で調査員がターゲットにするのは、名義預金である。名義は子供になっていても、実態は被相続人にある場合、相続財産に加えられてしまう。そのようにならないためにも、贈与税の控除額110万円を少し超える金額を毎年、長年にわたって、キチンと申告もしながら行うのが、一番間違いがない。孫への教育資金贈与などもあるが、やりすぎは禁物。最後に信じられるのは「現金」だから、一気に渡さない方が良い。「節税には不動産投資などもあるが、効果的なのは金の延べ棒だ。」など、楽しく例を挙げて説明してくれた。
 万が一、税務調査が入った場合、諦めも必要。調査員は、預貯金データなど全てを分かった上で調査に入っている。
 ばれない様に財産を隠しても良いが、今後、4人に1人は認知症になる。つまり隠し場所を忘れてしまうので、隠すなら調査員が見つけてくれる場所が好ましい。
 でも、節税対策にばかり走りすぎず、本当に優先すべきことは、人間の豊かさである。常に感謝の気持ちを忘れず、つまらぬ自我妄執(じがぼうしゅう)を捨てて、得手勝手を慎んだら世の中は、きっと明るくなるだろう。俺が俺が を捨てて、お陰様でお陰様と暮らしたいと締めくくった。
<感想>
 今回は、加茂・大東地区が担当の例会であった。雲南支部準備会の今期最高数の参加者となる36名の例会ができた。
 税金というテーマの例会であったが、他支部からの参加者も非常に多く、いかに経営者として関心の高いテーマであるのかが伺える。準備会員の参加率も65.2%と非常に高い水準であったが、特筆すべきは12名というゲスト参加。内2名は懇親会にも参加し、同友会の魅力を深夜まで、みんなで伝えることができた。
 現役員体制で運営する例会は残り1回であるが、このようにみんなで声を掛け合い、参加者を募り、大盛況の例会を開催することができるのであれば、支部昇格もそんなに遠くないと実感できた。我々、雲南支部準備会が目指している強い力で結ばれた、素晴らしい仲間作りが形になった例会であった。


小山 久紀

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