出雲支部
女性部会10月例会

経営者と介護の両立

備え、していますか？

開催日程：2022年10月13日

報告者:(株)トーソク　神田　栄里子氏　　　　　　　　(株)いづも農縁　吉岡　佳紀氏      

高齢者人口の増加とともに要介護者数は増加しており、今後、団塊世代が70歳代に突入することに伴いその傾向は続くことが見込まれます。介護者は、とりわけ働き盛り世代で、企業の中核を担う労働者であることが多く、企業において管理職として活躍する方や職責の重い仕事に従事する方も少なくありません。そうした中、介護は育児と異なり突発的に問題が発生することや、介護を行う期間・方策も多種多様であることから、仕事と介護の両立が困難となることも考えられます。
本例会では、実際に介護を経験したお二人の経営者の実体験をお聞きします。(株)トーソクの神田社長には、突然やってきた介護と事業承継への戸惑い、混乱を社員とともに乗り越えたご経験をお話しいただきます。(株)いづも農縁の吉岡社長には、ご両親の介護が必要になったが、経営指針成文化後であったため、会社は大きな混乱なく介護と経営者を両立することができた体験談と、介護や育児など家庭環境がひとりひとり違う中で会社は社員をどのようにサポートできるかなどお話しいただきます。
介護に直面して感じた困難、実の親を介護することでの気持ちの変化、経験したことで得た学びや必要な備えについて共有していただき、未来に活かします。

＜事例報告＞
①神田栄里子さん／㈱トーソク　代表取締役
「突然やってきた事業承継と介護！」

②吉岡佳紀さん／㈱いづも農縁　代表取締役
「お互い様の風土づくり～ひとりひとり状況が異なる中での柔軟な支援の必要性～」