出雲支部
10月例会

経営指針に導かれて現在（いま）がある

社員と交わす言葉は理念というフィルターを通して

開催日程：2018年10月30日

報告者:中尾禎仁氏     株式会社メディアスコープ 代表取締役社長

13年前に初めて経営指針を成文化した中尾氏。同友会入会は約19年前まだ島根同友会が設立前の準備会だった頃、前職の企画会社で32歳の時にNo.2隣その後も地域活性の為に様々な地域で仕事をこなす傍ら経営指針の大切さを知り理念を社員全員で作ろうとするもトップダウンで「我々は零細、中小企業で個人事業主の集まりのような集団だから必要ない」と言われ自分の居場所を迷走してしまいます。
その後、同友会の仲間に相談しながら37歳で独立「こころファクトリィ」を開業し試行錯誤の後に経営指針成文化。
2年後には法人化し（株）こころスタイルを設立。更に設立間もない頃に（株）メディアスコープに資本参加。
日々試行錯誤する最中、突然の同志でもある専務の他界によりメディアスコープの代表取締役社長に就任。何の心の準備も出来ていない時に縋ったのは開業の間もない時期に作った経営指針。
しかし、メディアスコープの社員に（株）こころスタイルの理念は浸透するはずもなく、次はまた新たに社員と共に経営指針成文化を行います。
社員と共に作った理念は社内の誰もが迷った時に必ず立ち返れる場所として信じ通す。